【プノン・ボク】

プノン・ボク 

3祠堂

 

プノン・ボク(クメール語:ភ្នំបូក)はカンボジア東部バレイの北東にある丘で、プノン・バケンプノン・クロムと共にアンコール三聖山の一つでもある。 そこには、それぞれの丘と同じ名前の寺院が建てらている。

 

寺院は、ヤショヴァルマン1世 (889-910)によって、9世紀から10世紀の間に建立されたといわれている。

 

寺院は、二つの経蔵と三つの砂岩で作られた祠堂からなっており、中央祠堂にはシヴァが、北祠堂にはヴィシュヌが、南祠堂にはブラフマが祀られており、それらの建物はバケン様式で建設され、ラテライト石でできた台座を備えた土台の上に築かれている。

シヴァ神の彫像頭部(中央祠堂)

パリ、ギメ美術館所蔵

出典:wikipedia

ヴィシュヌ神の彫像頭部(北祠堂)

パリ、ギメ美術館所蔵

出典:wikipedia

ブラフマ神の彫像頭部(南祠堂)

パリ、ギメ美術館所蔵

出典:wikipedia


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