【イーシャナヴァルマン1世】

イーシャナヴァルマン1世(615~635)は、扶南国の属国の1つクメール人国家・真臘(しんろう=チェンラ)の王。 王都・伊奢名城(イーシャナじょう)を建設して隋朝(581-618)に朝貢した(616)と『隋書』に記されている。

 

伊奢名城跡は現在、トンレサープ湖北東岸のコンポントム(もと扶南の首都)近郊にあるソムボープレイコック遺跡(サンボール・プレイ・クック遺跡)として残っている。

 

出典:世界史の目 -Vol.153-[カンボジアの曙]