【プノン・クロム】
プノン・クロム
出典: wikipedia
プノン・クロム(クメール語:ភ្នំបូក)はカンボジアのシェムリアップ に近い高さ140mの丘で、頂上には丘の名前を冠した「プラサム ・プノン・クロム 」という神殿がある。
プノン・クロムは、プノン・バケン、プノン・ボクと共にアンコール三聖山の一つでもある。
プノン・クロム寺院は、ヤショヴァルマン1世 (889-910)によって、9世紀から10世紀の間に建立されたといわれている。
寺院は、ラテライトのブロックで造られた壁に囲まれていて、壁に沿って頂上にはひさしが走っている。寺院の構成は、二つの経蔵と三つの砂岩で作られた祠堂からなっている。中央祠堂にはシヴァが、北祠堂にはヴィシュヌが、南祠堂にはブラフマが祀られており、それらの建物はバケン様式で建設され、ラテライト石でできた台座を備えた土台の上に築かれている。
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