【インドラヴァルマン1世】

インドラヴァルマン1世(877~889)は、ジャヤヴァルマン2世の重臣(ジャヤヴァルマン2世に次いで即位した息子ジャヤーヴァルマン3世の母である前王妃ダラニンドラドゥヴィーの縁者であり王の補佐役であったとされる)で王都ハリハラーラヤを造営(ロリュオス遺跡)した。

 

また、アンコール朝で最古のヒンドゥー教寺院プリヤ・コー(879年)を建立し、さらに中心寺院バコン(881年)も建立した。 大貯水池インドラタターカ(「インドラヴァルマン王の貯水池」の意味)を開掘した王でもある。