【バイヨン様式】

バイヨン様式の四面像

 

アンコール・トムの中心寺院バイヨンには,4面の観世音菩薩の大慈顔が塔堂に彫られ、王を神格化した特別な仏像〈ブッダ・ラージャ(仏即王)〉が中央祠堂に祀られていたという。

 

タ・プローム,プリヤ・カンなど,ほかにも多くの寺院を建立し,美術史上バイヨン様式といわれる。

 

出典: ・株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版