【フランス領インド】

インドのフランス植民地は、ポンディシェリ(Pondichéry)、シャンデルナゴル( Chandernagor)、 ヤナム(Yanaon)、マヘ(Mahé)、カリカル(Karikal)と、それぞれ飛び地の状態であったが、 1947年のインド独立までさらに治外法権の商館区(「長崎の出島」のような一角をインド各地に持っていた。

 

商館は17世紀後半、フランス東インド会社が建てたもので、商館の役目は、 ヨー ロッパから運んできた商品の売りさばきとヨーロッパへ運ぶ商品の購入と保管であった。

 

1947年10月にすべての商館(フランス植民地)はインドに割譲された。